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  • 【身近に迫る自動化】ICP分析でも「手作業」が変わりはじめています

    【身近に迫る自動化】ICP分析でも「手作業」が変わりはじめていますNew

    ICP-OESラボのあれこれ 第67回

    ICPを使った分析で最も大事な作業のひとつ――それは検量線の作成や溶液の希釈。この工程は定量精度に直結するため、まさに分析技術者の腕の見せどころですよね。ところが最近、この“職人技”の世界にも自動化の波が押し寄せています。
    「もし自動で希釈や再測定までやってくれたら?」
    「自動化した検量線って、どんな直線を描くんだろう?」
    今回は、そんな身近に迫るICP自動化への第一歩として、オンライン自動希釈装置を使った測定の世界を少しだけご紹介します。

     

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  • ICP-MSの感度をもっと高くする方法(その1)

    ICP-MSの感度をもっと高くする方法(その1)New

    ICP-MSラボのあれこれ 第33回

    ICP質量分析法は無機分析法の中でも感度が高い分析法の1つと言われていますが、
    更にもっと感度を高くする方法はあるのでしょうか?
    今回はICP質量分析法においてもっと感度を高くする方法とその注意点などについて紹介します。

     

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  • 早稲田大学・大河内 博教授が「大気中マイクロプラスチック分析技術」で大気環境学会 技術賞受賞

    早稲田大学・大河内 博教授が「大気中マイクロプラスチック分析技術」で大気環境学会 技術賞受賞

    2025年の大気環境学会第63回年会において、早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科の大河内 博教授が、「顕微赤外全反射イメージング法(µFTIR-ATR imaging)による大気中マイクロプラスチック(AMPs)の高感度・高分解能分析法の確立」により技術賞を受賞いたしました。

     

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  • 異物スペクトルの解析㉛ ブタジエンゴム

    異物スペクトルの解析㉛ ブタジエンゴム

    FTIR Blog 第54回

    ブタジエンゴム(BR)は、1,3-ブタジエンを重合して得られる合成ゴムで、タイヤや防振材などに広く利用されています。BR の構造中の cis, trans, vinyl 各ユニットにより異なるスペクトル特性を示し、特に cis 体では 3005 cm-1 と 730 cm-1 の吸収が特徴的です。添加剤を含む製品でも、これらの特徴バンドを手がかりにブタジエンゴムの識別が可能です。本稿では、各構造のスペクトル比較と異物分析における判別ポイントを紹介します。

     

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  • Jupiterフェムト秒レーザー × ICP-OES:固体直接分析の新しい可能性

    Jupiterフェムト秒レーザー × ICP-OES:固体直接分析の新しい可能性

    ICP-OESラボのあれこれ 第66回

    固体試料をそのまま分析できる「LA-ICP-OES」。その性能は、使用するレーザーによって大きく左右されます。今回ご紹介するのは、超短パルスのフェムト秒レーザー「Jupiter」をICP-OESに接続した最新の試みです。レーザーの接続先といえばICP-MSが一般的ですが、ICP-OESが活きる領域も存在します。
    果たしてどんなデータが得らえるのか ーー 詳細はぜひ記事でご覧ください。

     

     

  • ICP質量分析装置は金属だけでなく、有機化合物も測定できるのか?

    ICP質量分析装置は金属だけでなく、有機化合物も測定できるのか?

    ICP-MSラボのあれこれ 第32回

    ICP質量分析装置は周期表にある約70元素の測定に用いられていることは知られています。
    しかし、様々な有機化合物も測定できることはご存じでしょうか?
    東京大学の平田岳史先生が弊社のICP質量分析装置NexION5000を用いてその方法を開発し、弊社セミナーでもご講演いただいています。
    10月末まで、聴講可能な貴重なご講演をお見逃しなく!